大きさへのこだわり
梨は品種によって、3.5~5芽に一果というように適正な着果量(果実をならせる数)の目安があります。
梨を多く作るには、この目安の範囲に収めるか、若干多めに着果させたいところですが、当園では着果量を目安よりも少なめに抑えています。
そのため一つの果実に養分や糖が集中し、甘く大きな果実を実らせることができます。
これは、永年作物として毎年、果実を実らせてくれる樹への負荷を軽減することにも繋がっています。
樹齢60年でもまだ現役の梨の樹が少なくないこと(通常、梨の樹が働けるのは35年が目安です)は、着果量に対する当園のこだわりが大きく影響しているものと自負しております。
「幸水・豊水」の場合、一般的には一箱に入るのが10〜12玉のサイズが大きいとされていますが、荒井果樹園の幸水・豊水は8〜9玉サイズです。
幸水などより1.2倍ほどのサイズが多いとされている「彩玉」と同じくらい、大きなサイズに育て、出荷しています。
梨は大きいほうが、食感・食味が増して美味しいです。
ぜひ一度、荒井果樹園自慢の大きなサイズの梨をご堪能ください。
一方ぶどうは、大きくなりすぎると味が落ちてしまいます。
房全体の大きさを抑えて適切な粒になるようにバランスを調整しつつ、食味・糖度にこだわっております。