自家製肥料のこだわり
当園では主な肥料を自家製造しております。
米ぬか、大豆、種菌(麹菌、酵母菌、乳酸菌)を配合したボカシ肥料(穏やかに効く発酵肥料)を梨、ぶどう、それぞれ春と秋に一回ずつ、計四回(総重量およそ3トン)、仕込んでおります。
ボカシ肥料は微生物の発酵の力を使って作る肥料であり、ぬか床のように毎日の攪拌が必要です。
スコップを使って毎日、1トン近い原料を切り返す作業は重労働であり、強いこだわりと信念を要する仕事といえます。
当園ではボカシ肥料の製造と施用は30年ほど続けております。
この肥料により長年に渡って育まれた、有用微生物の豊富な有機土壌が美味しい梨・ぶどうを生み出す土台となっています。